保険でできる臼歯のクラウン

保険診療のクラウンで奥歯によく使用される材料は金銀パラジウム合金です。前歯は見える部分だけに強度を高めたレジンを張り付ける「硬質レジン前装冠」が認められていますが、裏側の金属が見えてしまう事があるのです。

しかし2014年に口を開けた時に見える小臼歯が、2016年には歯科用金属にアレルギーアレルギーがある場合は大臼歯も、歯の色に近く耐久性も兼ね備えたクラウンが保険診療に該当されるようになりました。ただし、対象になるのは従来の手作りクラウンではなく、「CAD/CAMクラウン」です。

CADは、模型をスキャンして読み取ったデータを元にCGで歯の形をデザインするシステム、CAMは、そのデザイン通りの物をブロックから自動的に削り出すシステムの事です。つまりは、歯科用CAD/CAMとは、コンピューターを用いてクラウンや入歯のデザインから現物の削り出しまでを一貫して行うシステムです。

CADでは、3D画像上で様々なシミュレーションを行えるのでデザインの精度も高く、理想的な歯の形を設計する事ができます。また、CAMを使うと製作時間がぐんと短くなります。クラウンを1つ削り出すのに15分程度したかからないのです。

CAD/CAMクラウンの材料であるハイブリッドレジンブロックは、工場で管理して生産するので品質自体が良く、しかも均質です。それを削り出すのも機械なので、出来栄えのばらつきも少ないと言えます。これによって全体としての品質そのものも向上しました。

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